2013.05.23 RICOH GXR
大学時代、ネットで都市伝説の情報を見るのにハマっていた時期があって、その時存在を知った八幡の藪知らず。入ってはならない場所、禁足地という響きに非常にワクワクして、行ってみたいと思っていたが、当時住んでる場所が遠すぎて諦めていた。
就職のため関東に越してきて2ヶ月経過したころ、ふと藪知らずのことを思い出し、すぐ行ける距離にあるんだから行こう!と思い立って友達と一緒に出掛けた際に撮ったのがこの写真。
人も車もよく通る道に、唐突に竹藪が現れるのでギョッとした。藪の中は枯れて倒れた竹もそのまま放置されており、思いのほか荒れた雰囲気で、人が入ってないのは本当なんだなと思った。あまり広い敷地でもなく、近くで見れば藪のすぐ向こうに建物があるのも見えるので、不気味さは無かったが、街に荒れた竹藪が残されているという状況が異様で面白かった。
面白かったが、そんなに長く時間を過ごせる場所でもなかったので、見た後は江戸川の河川敷まで散歩した。その河川敷からスカイツリーが見えるのに感動して「あそこまで歩くぞ!」と友達と二人で盛り上がり、実際に3時間かけて歩いたのだが、疲れすぎて後悔した。この日のことは、八幡の藪知らずを見た感動よりも、3時間歩いた疲れの方が記憶に残っている。