2008.05.11 RICOH GR Digital
高校3年5月の休日、朝から昼過ぎまで部活をして、その帰り道に家の近所で撮った写真。休日に部活動と言うと爽やかなイメージだが、実際は暗室にこもって写真の現像をずっとしていただけなので、全然爽やかではない。朝から暗いところにずっといると気分まで真っ暗になる。そんな時はやたらと、空の入った写真を撮りたくなる。
実家周辺の地域では、どこの家庭もゴールデンウィークあたりに田植えをするのだが、田植えしたての時期の田んぼの風景はすごく良い。稲苗の若い緑色と、水面に反射した5月の青空。爽やかにも程がある。この風景を見てると、暗い気持ちも自然と晴れる。
濃い緑色で埋め尽くされた夏の田んぼも、収穫前の黄色い秋の田んぼも綺麗とは思うが、やはり5月がナンバーワンである。