地蔵

釈迦の入滅後、弥勒菩薩(みろくぼさつ)が現れるまでの間、仏のいない世に住んで六道の衆生(しゅじょう)を教え導くという菩薩。日本では、子供や旅人を守る菩薩としても盛んに信仰された。

大修館書店 明鏡国語辞典 第二版

2016.09.14  CANON EOS6D

お地蔵さんにそんな大義があったとは知らなかった。教え導いてくださるのはありがたいが、このお地蔵さんは怖すぎる。雨風で崩れたのか、顔がない。…ようにも見えるし、気のせいかものすごく恨みがましい表情をしているようにも見える。失礼だが、導かれ付いて行った先はきっと地獄である。

頭巾も前掛けも、いったいどれだけの間放置されていたらこんな質感になるのだろう?着替えさせてあげないと気の毒だ、と思いつつも怖い怖い言って写真パシャパシャ撮ってるヨシダは、地蔵サイドから見たらさぞむかつく存在であろう。

このお地蔵さんがいたのは埼玉の秩父だが、また行く機会があればその時は饅頭でも持って謝罪に参りたいと思う。

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